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相続税について

親族が亡くなって一定以上の財産を譲り受けると、相続税が発生します。
不動産も財産に含まれるので、不動産相続が発生した場合も相続税を支払わなければなりません。

相続税とは

相続税とは

亡くなった方が所有していた財産を、相続人が取得した際に発生する税金を相続税といいます。相続税の課税対象となるのは、現金・預貯金・有価証券・不動産・宝石といったお金に換算できるもの全てです。ただし、取得した財産が法律で定められた金額よりも低い場合は相続税がかかりません。相続税は、相続が開始されたと知った日の翌日から10ヶ月以内に申告と納税を済ませなければなりません。

不動産の評価方法

不動産を相続した場合、相続税を計算するために土地や建物にどれくらいの価値があるのかを計算します。
土地は路線価方式または倍率方式という方法で評価し、家屋は固定資産税評価額を基準に評価します。

・路線価方式

路線価とは、路線(道路)に面する宅地の1平方メートル当たりの評価額です。相続税や贈与税の計算をするときに使われています。路線価方式では、「路線価×奥行価格補正率×面積」で土地の評価額を計算します。
奥行価格補正率を計算に含める理由は、奥行きの長さによる評価額の差を調整するためです。
一般的な土地よりも奥行きが短い土地は利用価値が低いとされており、不動産評価額も下げるべきという考えから奥行価格補正率が計算に含まれるようになりました。上田市の路線価は国税庁のホームページにて確認することができます。

・倍率方式

路線価が定められていない地域の土地を、評価するときに使用するのが倍率方式です。
対象となる土地の固定資産税評価額に国税庁が定めた倍率を乗じて計算します。

・固定資産税評価額

固定資産税評価額は、総務省が定めた固定資産評価基準に基づいて決定される価格です。
3年に1度見直しされ、評価替えが行われます。不動産の所有者が支払っている固定資産税も、固定資産税評価額を用いて計算されています。

相続税について

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